「灯り」制作記録_1
《文章編》
「新しい生活を始める二人に贈るにふさわしい豆本」。
それは、小窓文庫にとっては結構ハードルの高い宿題でした。
小窓文庫の文章担当サコテルは、意味不明なことを書くのは得意なのですが、目的のはっきりした文章を書けない、というより書かない人なのでした。
そんな訳で、今回は私サコジュンが文章を書きました。
下手くそなので、一発では書けません。
元になる文を書き、少し放置してからもう一回見る。
その繰り返しで、自分の気に入る形にして行きます。
だいたい形になったところで、サコテルに手を加えてもらいます。
内容と関係ないところなら、サコテルの本領発揮です。
このようにして、「灯り」の文章が出来上がりました。
贈り物にもお返しにもお使いいただけるように。
新たな生活を始められるお二人には、これからの暮らしに希望を。
もうすでにご家庭をお持ちの方には、日々の暮らしのかけがえのなさを。
あるいは、父や母、子どもに想いを馳せながら。
この本を開いた時に、
ふっとそんな感じがよみがえるような本になればいいなあと
思っています。