? サンプルを作ろう
印刷が済んだら、いよいよ製本です。
とりあえず、2種類のサンプルを作って木村さんに見ていただくことにしました。
一つは角背の上製本。
裏表紙にCDポケットを付けて、CDを収納できるようにしています。
本文用紙にPHO160kg、表紙にはPHO110kgを使用しました。
もう一つはフランス装。
表紙を完全に固定しない、製本の前の仮綴じの段階の製本方法です。
こちらは、表紙の折り返しの部分にCDを収納できるようにしました。
本文用紙にバロンケント180kg
、表紙にクラーク70の110kgを使用しました。
オーソドックスな上製本が本命、少し物珍しいフランス装が対抗馬。
私としてはどちらを選んでいただいても良いくらい、両方とも好きでした。
さて、緊張の第一回打ち合わせ。
ここで初めて作者の木村さんに私の製本をお見せするのです。
どちらを選んでいただいても・・・とは言いましたが、どちらもお気に召さない場合もあるかもしれません。
とても緊張しましたが・・・
結果、木村さんが選んだのは上製本の方でした。
紙はPHOでいくことになりました。
さて、いよいよここからが本番です。