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「ギター鳥のうた」制作記録④

? サンプルを作ろう

印刷が済んだら、いよいよ製本です。

とりあえず、2種類のサンプルを作って木村さんに見ていただくことにしました。

一つは角背の上製本。
裏表紙にCDポケットを付けて、CDを収納できるようにしています。
本文用紙にPHO160kg、表紙にはPHO110kgを使用しました。

もう一つはフランス装。
表紙を完全に固定しない、製本の前の仮綴じの段階の製本方法です。
こちらは、表紙の折り返しの部分にCDを収納できるようにしました。
本文用紙にバロンケント180kg
、表紙にクラーク70の110kgを使用しました。

オーソドックスな上製本が本命、少し物珍しいフランス装が対抗馬。

私としてはどちらを選んでいただいても良いくらい、両方とも好きでした。

さて、緊張の第一回打ち合わせ。

ここで初めて作者の木村さんに私の製本をお見せするのです。

どちらを選んでいただいても・・・とは言いましたが、どちらもお気に召さない場合もあるかもしれません。
とても緊張しましたが・・・

結果、木村さんが選んだのは上製本の方でした。

紙はPHOでいくことになりました。

さて、いよいよここからが本番です。

≫「ギター鳥のうた」制作記録⑤

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