好きな装丁って、単に「絵がきれい」とか「可愛い」とか、そういうのとは違います。
例えるなら、映画「ネバーエンディングストーリー」でバスチアン少年がアウリンのついた本を手にとった時のような・・・
「この本の中に入ってみたい」と思わせる何かが、そこにはあります。
その感じを、私とオットは、「本の魔法」と呼んでいます。
「きれい」とも「ステキ」とも違うあの感じって何でしょう?
文庫本をステキにする。
そう言ってしまえば、簡単。
でも、ほんとにしたいことは、「その本に魔法をかける」ということです。
これが難しくて。
始めに習った技術でありながら、満足のいく物にはたどり着けていません。
そして、私が一番改装したいと願っている本には、まだまだ手が出せずにいます。
ワークショップでは、そんな「魔法」の入り口に皆様をご案内できればと思っています(*^_^*)
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